アラフォー糖質制限に失敗しダイエット本に学ぶ

去年2018年に1年間かけて糖質制限ダイエットにチャレンジしていました。
糖質制限では過去に自分(30代前半)には成功体験があったので今回も同じ要領で糖質を抑えれば同じようにダイエットに成功出来ると確信していました。
しかし、結論から言うと一年頑張った結果うまくいきませんでした。

私が太った経緯

まず、
前提として私は現在39歳男性で、
軽めの運動が好きで平日はランニング、休日は登山を趣味としています。お酒も好きで毎日晩酌します。
そんな私が仕事上発生した大きなトラブルで休日が十分にとれない期間が約1年ほど訪れます。

管理職でもあったためトラブルが修復するまでの約1年間、毎日残業、土日もほぼ出勤の日々。
その間、趣味のランニングや登山はまったく出来なくなりました。
そのうえ日々のストレスから逃れるためお酒の量も増えていました。
そんなこんなで約1年が過ぎ、なんとか仕事上のトラブルもひと段落ついたところで体重が15キロほど増量し、わが人生最大重量である90キロの一歩手前まできていました。

これはまずいと一念発起し、30代前半で一度成功している糖質制限ダイエットを再開!
そこから1年米を抜いたり、パンを止めたり、以前のスタイルで糖質制限ダイエットをがんばりました。好きだった運動も再開してがんばったのですが結果的に体重はほぼ平行線…。
これはおかしいと焦り、ランニングやジムでの運動量を以前より上げて行きました。
走る量を2倍にしたり、いくつかの運動系の社会人サークルを立ち上げたり、明らかに以前よりも多くのカロリーを消費しているはずでしたが、が結果は何故かあまり変わらないのです…。
正確に言うと始めた当初、-2kg程の多少の変化はあったもののそこから1年間ほぼ動かない凪の状態が続きました。

生まれて初めてのダイエット本購入

「すぐに痩せて見せるさ!」恥ずかしながら過去の成功体験もあった手前と妻や友人には既にそう豪語していました。
90kg近い男がたった2kg痩せた程度では勿論見た目に影響はありません。
久々に会った友人にお腹のでっぱりを揶揄されると、口元に笑みを浮かべつつ内心焦りを募らせました。
なにげない妻の一言に本気で腹を立て大人げなく拗ねてしまい、妻に呆れられたこともありました。

そして迎えた2019年。
私は妻に隠れて生まれて初めてダイエット本を買いました。
別に隠す必要はないのですが1年間もジタバタあがいて結果が出ない自分がなんとなく気恥ずかしかったのです。
本は森拓郎さんという運動指導者の書かれた「食事10割で代謝を上げる」です。
40歳から始めるべき食生活」という帯に惹かれました。

2月現在、そしてまた体重が落ち始めました

結論から言うとこの本のおかげで私は現在再び痩せのサイクルに入りつつあります。
体重は現在85キロ前後で停滞していた頃よりー2キロ程減量しています。
日々3食きちんと食べて、以前より圧倒的に運動をしていないにも拘わらずです。

私がこの本から学んで実行したことの詳しい内容はまた後日noteにまとめさせていただきます。

断酒を「伸びしろ」と捉えてみる

まずは簡単に自己紹介します。
私Tokyo Sampo Masterは都内在住の現在39歳男性です。
不惑の40を前にして自らの人生を見つめ直す意味合いで2週間前から人生何度目かの断酒を開始しました。
実はこれまでに何度か断酒にトライしています。
たしか最長で1年半以上の断酒に成功していますが、結局のところすべて失敗に終わっています。

失敗の原因は様々ですが、
考えられる要因のひとつは飲酒の与えてくれる唯一のメリットである「酔い」への憧憬の念を捨てきれなかった点があります。
つまりどこかで「酔い」を「良い」ものとして捉えてしまった点です。
もちろん多くの人にとって「酔い」は「良い」ものであることは理解しています。しかしアルコールの与えてくれる恩恵を素直に享受出来るタイプとそうでない人間がいるとしたら私は明らかに後者です。
少なくとも私にとってはこれまで「酔い」がもたらしてくれるものは決して「良い」思い出ばかりではありませんでした。

思い返せば人生最大の恥ずかしい思い出は「酔った」状態で体験しました(ああ忘れたい!)、妻とのちょっとしたいさかいは大抵私が「酔った」状態のときに発生しています。かつて親友との喧嘩も泥酔状態でしたし(その後仲直りしました…。)、携帯電話を落としたのも酔っぱらった状態でした。
それどころか何度か命を落としかねない危ない失敗もしています(比喩ではなく穴に落ちたり)。
少なくとも私にとっては「酔い」がもたらしてくれたメリットはデメリットをはるかに凌駕する数々の苦い思い出に彩られています。

それに反して短い期間ではありますがこれまで何度かチャレンジしてきた「断酒」によってもたらされたメリットは凄まじいものがありました。
体に関するメリットはもちろん、金銭的なメリット、心の安定、交友関係の改善等、その他にもここでは書ききれない程の多くの「良い」体験をほんの短い期間ですが私の人生にもたらしてくれたのです。

このブログでは「断酒」を好きなお酒を「断つ」苦しい行為と捉えるのではなく、これまで私が何度か経験した「断酒」がもたらしてくれた強烈な「メリット」を、私の残りの人生に与えられた数少ない「伸びしろ」と捉え、40手前の男が断酒を継続していく過程で享受した日々の「喜び」をポジティブに綴っていけたらと思っています。